お知らせ
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〜ワインとモダンフレンチの現在地を、街の歴史からひもとく〜
神戸・北野。この名前を聞いて、まず思い浮かべるのは異人館の並ぶ坂道や、洋風建築の美しい街並みではないでしょうか?
港町・神戸の中でも、特に“異国の香り”が色濃く残る北野エリアは、いまや観光名所として知られるだけでなく、「神戸の美食文化の源泉」としても注目を集めています。
実はこの街の歴史こそが、モダンフレンチやワイン文化を根付かせた背景にあるのです。
1868年、神戸港の開港により多くの外国人が神戸の地に移り住むようになりました。北野はその外国人居留地のひとつであり、欧米人たちが暮らす住宅地として洋館が建ち並びました。
彼らの生活には、当然ながら本場のフランス料理やワイン文化がありました。食材、ワイン、サービス、インテリアまでもが西洋様式。これがのちの神戸のレストラン文化の礎となったのです。
外国人のために料理を提供する中で、神戸には早くからフランス料理の技術が根づいていました。やがて日本人の料理人がそれを学び、自分たちの感性や食材と融合させていきます。
こうして生まれたのが「神戸フレンチ」。そして現代、それがさらに進化した「モダンフレンチ」は、伝統と革新を併せ持ち、まさに“今の神戸”を映す料理ジャンルとなりました。
北野に立ち並ぶ異人館の多くは、100年以上前の歴史を持つ建築です。その空間には、時間が積み重ねた優雅さと異文化が共存しており、これがモダンフレンチの「伝統×革新」の世界観と驚くほどマッチするのです。
・洋館をリノベーションしたレストラン
・和の要素を組み込んだフレンチ
・異国情緒とモダンアートが融合するインテリア
北野の街自体が、まるで“食の舞台”になっているような感覚を覚えます。
ワイン文化もまた、神戸の歴史と共に育まれてきました。港を通じて世界中からワインが集まり、神戸は西日本随一のワイン消費地に。
近年では、神戸産ワインや日本ワインにも注目が集まり、ソムリエが地元ワインを巧みに取り入れたペアリングを提案する店も増えています。
また、フランス・ブルゴーニュやイタリア・ピエモンテなど、ワイン産地と料理の相性にこだわるレストランも多く、まさに“ワインの街”としての成熟を見せています。
北野は今、「観光だけじゃない街」へと進化しています。
歴史ある建築や坂道の街並みを楽しみながら、クオリティの高い食事とワインを楽しめるエリアとして、感度の高い大人たちに支持されています。
・記念日に選ばれる隠れ家フレンチ
・食通が通うペアリング重視の店
・旅の締めくくりにふさわしい一皿と一杯
街歩きの延長に“美食の発見”があるのが、神戸北野最大の魅力です。
そんな北野の魅力を凝縮したようなレストランが「VINSEMBLE(ヴァンサンブル)」。
✔︎ この店が象徴する北野らしさ
– 和の感性とフレンチの融合
– 異国情緒漂う静かな住宅街に佇むロケーション
– フランス・ニューワールドまで扱うセレクト
– ソムリエによる料理との精緻なペアリング提案
料理は、黒毛和牛やフォアグラ、トリュフといった贅沢食材を使用しながらも、どこか優しく繊細な味わい。その奥にあるのは、北野が育んできた“文化の積層”なのです。
神戸・北野は単なる観光地ではなく、街そのものが「美食文化のストーリーテラー」。異人館、開港、ワイン、そしてモダンフレンチ──。
この街で味わう一皿と一杯には、歴史と文化がしっかりと息づいています。
週末の旅に、記念日の夜に。五感で感じる“北野の物語”を、ぜひ体験してみてください。
和を感じるモダンフレンチと隠れ家ワインバー「VINSEMBLE(ヴァンサンブル)」
👉https://www.kobe-vinsemble.com/vinsemble/
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